左官工事に該当するのはどんな工事なのですか?

左官工事の内容は「工作物に壁土、モルタル、漆くい、プラスター、繊維等をこて塗り、吹付け、又ははり付ける工事」とされています。

モルタル工事の中には防水モルタルを用いた工事がありますが、これについては建設業種の防水工事と重複しているため、防水工事業の許可でも左官工事の許可でも施工可能となっています。

また、左官工事を行う前段階の工事である、ラス張り工事や乾式壁工事については、左官工事に含まれているとされており、左官工事の許可で施工が可能となっています。

規模の大きい法面処理などのための吹付け工事はとび・土工・コンクリート工事に該当します。左官工事は建築物に対する吹付け工事が該当するのです。