建設業許可を受けた後は、毎年決算が終了するごとに決算報告をしなければなりません。決算報告は事業年度終了後、4ヶ月以内に提出しなければなりません。

決算報告の際に提出する書類は以下のようになります。

  • 変更届出書
  • 工事経歴書
  • 直前3年の工事施行金額
  • 財務諸表
  • 付属明細表（資本金が1億円超、負債の合計が200億年以上のとき）
  • 事業報告書
  • 納税証明書

また、決算中に変更があった場合は、以下の書類も提出が必要です。

  • 使用人数
  • 令第3条の使用人
  • 定款

公共工事などの入札参加をしている会社、しようとしている会社は決算報告で提出した財務諸表をもとに経営状況分析を受け、工事の実績などと合わせて経審を受けななければ、入札参加資格を得ることができません。

通常は、財務諸表や工事実績などは税込でも税抜でもかまいませんが、経審を受ける場合は、税抜き表示で作成しなければなりませんので、注意が必要です。

毎年の決算報告を受けていないと許可の更新もできません。怠ることなく、毎年提出しましょう。

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