建設業許可の取得を検討しているのですが行政書士に依頼しないと許可は受けられないのでしょうか?

行政書士は業として(仕事として)建設業許可の申請を代行できるだけであって、行政書士に頼まなければならないものではありません。ご自身で許可申請されている方や会社の部署が申請を担当しているようなケースもあります。

ただ、建設業許可の申請は役所へする手続きの中では複雑な部類に入ると思います。要件があり、それを証明する書類の提示などが必要ですし、証明する方法は複雑です。専門の部署があれば別ですが、経営者が事業を行いながらそうしたハードルをクリアしていくのはかなり困難だと思います。

お客様からのお問い合わせで「自分でもできますか?」というのがあります。私は「時間をかければできないことはないと思います」と答えさせてもらっています。何事もそうですが諦めなければいつかできるはずですが、後はそこに時間と手間をかけることができるかどうかです。

行政書士に依頼するべき理由

頑張れば自分でできることだとしても、建設業の新規の申請をするのは通常は1度だけです。1度だけのことのために、たくさんの時間を使って、何度も役所に足を運んで申請するというのは、どうでしょうか。外注して、専門家に任せた方がスマートだと思いませんか?行政書士に依頼するということは時間や手間を買うことなのだと思って、依頼を検討してください。

ある程度経験のある行政書士であれば、こうすれば許可を受けられるというようなアドバイスもしてくれるはずです。こうすれば建設業許可を受けられますとか、今は無理だけどこうすれば近道になるとか、初めて申請する人では、気づくことのでいない知識と経験がありますので、そういう意味では行政書士に依頼をするメリットは大きいと思います。

また、許可取得後の手続きにつても行政書士は詳しいです。困ったときに電話すれば回答が得られるはずですので、建設業者であれば、行政書士とつながりがある方がいいのではないかと思います。

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